素直がいちばん
こんばんわ。
代表の塩谷です。
ブログを書くのは久しぶりでとても緊張しています
さて、昨年のことになりますが、私が所属している中小企業家同友会の全国行事「青年経営者全国交流会in広島」にて、経営体験報告をさせていただく機会がありました。
報告者に選ばれることはとても名誉なこと。さらに宮崎同友会において女性経営者がこの青年経営者全国交流会で経営体験報告をするのは初めてということで、地域における女性の活躍を推したくてこのはな不動産を頑張っている私としては、非常にありがたいことでした。
報告をすることが決まってしばらくして、主催者である中同協という組織から、「共に学び共に育つ社風づくり」というテーマを与えられました。
最初、このテーマをいただいたとき、弊社の経営とどうしても結びつかず、「・・・?」という心境でした。
そこから同友会が提唱する「共育(きょういく・ともそだち)」とはどのようなことを指すのか、さまざまな書籍を読んだり、学びに行きました。
その学びの先、結びついた結論が、「こんなにも社員の成長を感じられ、(社員が感じているかは分からないけれど)社員の成長により成長させていただいている社長・会社はなかなかないんじゃないか」というものでした。
当社は、「私たちはお客様の人生に寄り添い、豊かで明るい未来を共に描いていきます」という経営理念を掲げ、事業計画を作成・遂行していますが、これを率先垂範して事業に落とし込んでくれたのはいつも社員でした。
当社は常に彼女たちの成長があり、それに引っ張られる形で私の成長があるように感じています。
その経緯を、9月に広島の地でご報告させていただきました。
ここでは報告内容については割愛しますが、同友会の皆様でしたら、2024年2月5日に発刊された中小企業家しんぶんに仔細が掲載されていますのでぜひ読まれてみてください。
さて、そのような当社ですが最近「サンクスカード」という取組をはじめました。
サンクスカードの取組については、前回当社木本がブログで紹介させていただいております。
以下、木本のブログより。
12月より、新たに【サンクスカード】の取り組みが始まりました!
サンクスカードを始めたきっかけは、このはな不動産は
・売買部門
・賃貸部門
・経営管理部門
と、分かれており、社長を含め5人で運営しております。
その中、自分の部門だけではなく、他のスタッフはどんな仕事をしているか、理解を深めコミュニケーションを高めるためにとはじまりました。
12月末の会議では、実際に声に出して相手に渡すことで、恥ずかしさもありながら、みんなにこにこでいい雰囲気でした!
内容を聞いていると、「そんなところを見ていたのか~」だったり「分かる分かる~」と思ったり、色々な感謝の言葉が出てきました。
じつは先日、とある社員に対して非常に言いづらい苦言を呈しました。
言いづらいことを伝えたあとはいつも、「ほんとうにあのような伝え方でよかったのか・・・」という気持ちになります。
今回も例に漏れず、本当にこれでよかったのかと自問自答していました。
ただ、この出来事に対して思いもしないサンクスカードが私に届きました。
言い辛いこと等いつも注意してくださりありがとうございます。気を引き締めて頑張ることができて助かっております。
正直非常に驚きました。38年生きていますがこのような素直な言葉を伝えられる人間はそうそうおりません。
このような素直な想いが、サンクスカードを通じて日々当社には飛び交っております。
その素直さこそが、このはな不動産に不動産の相談があつまる秘訣のように感じています。
そして社員の素直さに振れるたび、経営を頑張ろうという想いが私のなかに湧き上がってきます。
この素直さこそがこのはな不動産の原動力です。
明日は日曜日ですが、営業社員は全員出社となっております。
私も経営を考える時間をしっかりととりたいと思います。
ちなみに最初に触れた中小企業家同友会という組織は経営を学ぶ経営者のための組織ですが、特筆すべき点として「労使見解」という人を大切にする経営について深堀した考え方をもとに経営を考え、経営に生かしていく経営者の会になります。
社員や社員の家族、顧客、取引先、地域の方々・・・、ひとつの会社にはたくさんの人たちが関わっています。
関わる人たちに幸せを少しでも届けられるような会社をつくりたい、そのような会社をつくる経営者になりたい方はぜひ一緒に学びましょう!
それでは
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