住宅ローンと団信と保険
こんにちは、永田です。
今日は私の中でも「そうだなぁ」と学びになったことを書きたいと思います。
住宅ローンの"金利"
皆さんは非常に注目するポイントですよね!
住宅ローン選び、大切なのは本当に金利だけですか?
これについて今日はお話していきたいと思います!
最近あったとある案件、
購入者様はネット銀行を検討されているお客様でした。
ネット銀行、金利が安い!
融資条件が非常に厳しいですが、金利については驚くほどお安い...
確かにネット銀行にしたいというのもわかるなぁ...
《別日》保険会社同席にて団信に係る保険見直しの相談中...
「ところで、団信はどうされますか?」
よーくみてみると金融機関によって団信の条件が全然違う...!
よくみる、就業不能状態になったら住宅ローンの返済残高を0円にします、という文言
この部分をサクッと流しているお客様も多いですが、
実はしっかり読まないと、大切な部分なんです...!
①A銀行(ネット系)
~~就業不能状態となってから12ヶ月を経過した日の翌日まで就業不能状態が継続した場合~~
②B銀行(ネット系)
~~精神障害を除いた全疾病保証対象で入院が継続180日以上となった場合~~
③C銀行(地銀)
~~初めて医師の診断を受けてから60日以上労働の制限を必要とする状態が継続した場合~~
上記3つを比較してどう思いますか?
金利は勿論ネット銀行さんが低いですが、団信の内容が全然違う...!
平均入院日数がどんどん減っている今、半年以上入院しないといけない団信条件は本当に現実的ですか?
入院が180日以内の場合は?自宅療養も含めて180日だったら??
「就業不能」とはどんな場合を指すの???
よく読んでおかないといけません。
ここで大きな問題が2つ、
1つ目は、団信がでる状況=大黒柱が働けなる状態という事ですよね...
団信はあくまで銀行がお金を回収する保険です。
団信によって住宅ローンは0になりますが、その後の生活を保障するものではありません。
...その後の生活はどうするの??
固定資産税の支払いや子供の就学資金、勿論生活費
そういったところを保証するのが「保険」です。
住宅ローンの団信加入時、保険の見直しも大切になってきます。
2つ目は、「団信の期間」についてです。
住宅ローンをかけたから、団信も入ったし、保険もばっちりね!
そう思ってませんか?
団信の保証期間は「住宅ローンが完成するまで」です。
住宅ローンの返済後、加入年齢が高く保険は追加で入れないご年齢になっている場合も。
若いうちなら掛け金も安いので、きちんと保険も見直していた方がいいです。
団信と保険は別枠。
しっかりと考えて、もしもの時に備えましょう。
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