不動産査定について

2021年09月02日 住宅あれこれ Comments(0)

こんにちは、永田です。

今回は売買の際に行う、【不動産査定】についてお話したいと思います。

 

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最近 "延岡の土地って高いなぁ~" と思う事が良くあります。

その要因の1つとしてあるのが

「査定価格の高さ」

 

本来査定価格は、

・国税局や税務署が出す、固定資産税等を決める「路線価」

・国土交通省が出す、土地取引の指標となる「地価公示価格」

等を基準として、日当たりや道路付き、それに不動産屋が感じるトレンド等を付加し、

不動産が独自で査定価格を決める流れとなります。

 

しかし最近出ている物件は、私達不動産屋が「あれれ?」という位高い...

何故なら、査定する不動産会社が「割高な査定を出している」という場合も多くあるからです。

 

当社ではよく「〇〇社さんはもっと高い査定額でしたので...」という理由で

売却のご相談を断られる場合も多くあります。

この「高い査定額」

これが重要です。

 

高い査定額をもらったものの、

・全然買いたいというお話が来ない...

・実際に来た交渉は査定より大幅に低い金額だった...

・売れない期間が続き、担当から「価格を下げましょう」ばかり言われる...

こういった話はよく聞くお話です。

 

物件は「広告がでてから3か月」が売買の売り時と言われます。

お客さんは、出てから3か月以上経つと「売れない物件」とみなしてしまうからです。

本来の査定額で出せば、しっかり売れる物件だったのに...

なんていう事はよくあります。

 

正確な査定は時期や需要により変化するものなので難しいものです。

しかし、その出した価格に責任が持てるか。

お客様に胸を張って伝えられる金額か、これは重要かなと思います。

 

「売り出し価格」は売主様が自由に決められます。

ただし、それを売るのは不動産屋の仕事です。

媒介を頼んだ会社以外でもお客様をつける事はできますが、

預かった物件を責任をもって調べ、トラブルの内容とりはかるのは売主側の媒介業者さんです。

 

査定価格の高さより、

・説明をしっかり丁寧に行ってくれる

(流れの説明、かかる費用の説明、物件のデメリット、口頭でなく書面に残る契約)

・物件をしっかりと調べてくれる

(物件の詳細、周辺環境、補助金や税制)

・販売スキル

(話し方や押し引きの強さ、担当や会社の雰囲気、価格や販売方法の適切なアドバイス)

 

こういった部分でしっかりとお任せ出来る会社さんを見つける事が大切です。

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