売却相談...増えてます!<売却のよくある質問>
こんにちは、売買部門の永田です。
めっきり朝夕が寒くなり、秋が来た~と感じる季節となって参りました。
最近は、当社も「売却相談」が増えて来ております...
そんな時期なので、今回は売却を検討している方に参考にしていただきたい、売却の流れをササっとご紹介したいと思います!
一般的な売却相談の流れはこのような流れとなります。
売却については、売却希望金額にもよりますが、一般的には1ヶ月~半年程度で売却が決まる事が多いです。
今回は売却にあたって、ご相談の際によくいただく質問について少しご紹介いたします!
Q1、売却にあたって費用はどのくらいかかるの...?
売却にあたっては、
・測量費用
15万円~35万円前後 測量の難易度によって変わります
・解体費用
100万円~400万円前後 解体の面積、解体方法、駐車場敷地の有無によって変わります
また、室内に残置物(家具や荷物)がある場合はそれらの撤去費用がかかります
・登記費用
建物解体の場合➝滅失、未登記部分がある場合➝変更登記、名義が故人の場合➝相続登記、登記住所が以前の居住先の場合➝住所変更登記 等々
登記内容、難易度等によって金額が変わります
・住宅診断費用
中古住宅の売却の際は、白蟻調査、ホームインスペクションを入れる費用がかかります。
白蟻調査 1万円~3万円前後 住宅診断 5万円~10万円前後
・仲介手数料
仲介手数料が物件の売買金額によってかかってきます
200万円以下...売買代金×5%+消費税
200万円超~400万円以下...売買代金×4%+2万円+消費税
400万円超...売買代金×3%+6万円+消費税
これらは宅建業法上定められている範囲での仲介手数料の為、かねがねどこの不動産屋も同額となります。
ただし、物件によってかかる費用や必要な手続きは変わってきます。
具体的な見積もりについては詳細の相談をおススメします。
Q2、お金ってどのタイミングで支払うの...?
基本的な清算は「決済時」となります。
ただし、土地を売るために
・予め測量を行う必要がある
・予め解体をする必要がある
場合は、測量や解体実施時に清算が発生する場合もございます。
清算の時期や、方法は勿論必ず実施時という訳ではありません。
タイミングも含めて、売主様のご希望を伺いながらアドバイスをさせてもらいます。
ちなみに不動産屋さんへの仲介手数料は、支払い義務が発生するのは「契約」のタイミングなんです。
それまでの 相談・広告・交渉 については基本的に無料となります。
契約が発生したら、引渡し時に清算いただく事になります。
売りたいけど費用がどのくらい、どの時期にかかるのか...
お悩みの方はまずはご相談ください!
Q3、よくあるトラブルや注意する事は...?
●不動産売却期間中も「持主は売主様」という事
不動産の売却をお預かりした場合も、それはあくまでも「売却の媒介」
不動産の維持管理は基本的に売主となります。
(別途空き家管理等の契約を結んだ場合は別です)
その為、
・敷地内の清掃
・植木等の剪定
・災害時等のチェックや管理 等々
は売主様の責任に変わりありません。
買主の気持ちになると、綺麗に維持管理されている物件の方がより「買いたい!」と思いますよね...?
物件を売るために売主様も協力いただけると、より早く売ることが出来ます。
●建物の不具合について
中古住宅には扉の建付けや網戸の劣化、雨戸の滑りの悪化、壁紙の汚れ、床のたゆみ等々...
不具合があるかと思います。
こちらについては、全て修理の上販売しなくてはいけないわけではありません!
ただし、「住む」という目的の為に買主さんは購入されるため、
・雨漏りがある
・傾きが著しくみられる
・基礎や外壁に割れやクラックがある
・白蟻被害がある
等々、「住む」ことに危険性が生じる場合は修繕等が必要となる場合もございます。
中古住宅で売るべきか、解体したほうが価値が上がり売れやすくなる物件か、
そういった部分も不動産屋がアドバイス致します。
●所有者の「名義」と所有者との関係性について
よくあるご相談のうち
・親族(親・子供以外)の不動産の売却
・認知症が見られる親族の不動産の売却
・義理の親(養子縁組等無し)の不動産の売却
こういったものが多く相談ございます。
不動産取引においては、基本的に司法書士による売主本人への本人確認が必須となります。
本人以外の名義の場合は注意が必要ですので、しっかりと関係性等ご相談ください!
不動産売却相談は、必ず売らないといけないわけではありません。
些細な不動産のお悩みでも大丈夫です。
お気軽にスタッフにご相談ください。
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